豊中ではたらく社長のブログ

古びたブログタイトルをそろそろ変更しようと思っている中小企業のおっさんが書いてるブログです

知られざる真実-勾留地にて-

小泉純一郎

小泉竹中政治を総括してみる

米国への富のトランスファー

小泉竹中政治を称賛するマスコミ、それに追随する文化人、著名人はいまだに多いですが、小泉政権が存続していた2001年〜06年に掛けて、ボロボロなった実体経済、GDP、日経平均株価、これらの数字が真実を物語っていると言えましょう。

一人あたりのGDP
------20-19-18-17-16-15-14-13-12-11-10--9--8--7--6--5--4--3--2--1
1991年----------------+--------------+-------------● 5位 宮澤 
1992年----------------+--------------+--------------+-● 4位 宮澤 
1993年----------------+--------------+--------------+----● 3位 細川 
1994年----------------+--------------+--------------+----● 3位 村山 
1995年----------------+--------------+--------------+----● 3位 村山 
1996年----------------+--------------+--------------+----● 3位 橋本 
1997年----------------+--------------+--------------+--● 4位 橋本
1998年----------------+--------------+-----------● 6位 橋本
1999年----------------+--------------+--------------+--● 4位 小渕
2000年----------------+--------------+--------------+----● 3位 森
2001年----------------+--------------+-------------● 5位 小泉
2002年----------------+--------------+-------● 7位 小泉
2003年----------------+-------------● 10位 小泉
2004年----------------+-----------● 11位 小泉
2005年----------------+● 14位 小泉
2006年---------● 18位 小泉
2007年---------● 18位 安倍
2008年------● 23位 麻生
2009年-------------●16位 鳩山

そんな小泉竹中政治を私なりに振り返ってみたいと思います。

続きを読む

真の独立国家を目指す為に

まずは
ランキングのクリックをお願い致します。



・自給率の自立(100%)
・エネルギーの自立(100%)
・安全保障の自立
・精神の自立

アメリカの搾取、中国の日本支配計画を突破し、真の独立国家を目指す為には、私達は、まずこれらの項目をクリアする必要があるでしょう。


自給率は今や減反政策により40%までに下がっています。いつ、食糧危機に陥るか分かりませんし、エネルギーや水などは今後ますます、重要な資源となっていくことは間違いありません。お金があっても、買えない時代が来るのです。なぜなら、世界各国で食糧危機が起こったり、政治的駆け引きによって輸出の規制をかけられたり、今までの歴史から見てもこのようなことが起こる可能性は極めて高いからです。


小泉政権発足の2001年頃から現代までの政治の総決算をとても分かりやすくリチャード・コシズミ氏が解説していますので、ご興味のある方はご覧ください。

(途中から音量が上がります)

小泉、竹中氏が推し進めた新自由主義がもたらした酷い格差

まずは
ランキングのクリックをお願い致します。



小泉元首相、竹中平蔵氏が推進した新自由主義と弱者切り捨て政治によって、日本はこれだけ格差の酷い国家となりました。この格差は今もまだ拡大し続けています。


これは給与所得者の年収の推移を示したものです。
年収/平成5年10年15年19年
〜200万円未満735.9(17.2)793.3(17.4)902.1(20.1)103.23(22.7)
〜300726.2(17.6)678.3(14.9)704.7(15.8)759.3(15.8)
〜400771.1(18.0)811.8(17.9)783.0(17.5)759.3(16.7)
〜500626.6(14.6)658.7(14.5)647.0(14.5)631.3(13.9)
〜10001195.6(27.9)1345.9(29.6)1208.4(27.0)1167.4(25.6)
〜2000206.4(4.8)238.9(5.2)203.4(4.5)210.5(4.6)
2000〜15.0(0.4)17.7(0.4)17.7(0.4)22.1(0.4)
全体4276.94544.64466.14542.5
単位:万人(%)
(出典:国税庁 給与階級別分布より)

そして、格差から、貧困に変わります。





日本もこのようになるんですね。特定の権力者達の手によって。

日本はなぜ世界有数の格差社会になったのか

まずは
ランキングのクリックをお願い致します。



日本がどのように崩壊していったのか。半世紀にわたる物語が植草さんのブログでわかりやすく公開されているので、早速掲載させて頂きました。

自民党が与党、社会党を軸とする政党が野党の図式が長く続いてきた。55年体制と言われる。


日本経済が成長を続けていたころ、「労働」と「資本」の対立は尖鋭化しないで済む状況にあった。経済のパイが増大し、「資本」も潤い、「労働」もそれなりに潤う時代が続いた。


「資本」と「労働」は対立せずに労使協調が成り立つ部分が大きかった。


政治の世界でも、自民党と社会党が表面では対立しても、テーブルの下で手を握る図式が持続した。


しかし、1990年を境に時代環境は変化した。


三つの大きな変化が生じた。


第一は、冷戦が終焉したことだ。中国などの新興国が急成長し始めた。企業は生き残りのために、労使協調を言えなくなった。


第二は、日本のバブル経済が崩壊したことだ。1990年から2009年まで20年に及ぶ長期停滞が日本経済を襲った。経済の長期停滞の最大の理由は、政府の経済政策運営の失敗にあった。経済の停滞持続も労使協調を破壊する要因になった。


第三は、ITの飛躍的発展により、多くの事務労働者の地位が低下したことだ。企業は事務労働者の賃金引き下げに本格的に動いた。


これらの三つの要因によって、社会に重大な変化が起こった。企業は生き残りに全力疾走で向かい、戦後日本が築き上げた「総中流社会」の破壊に動いた。「共生社会」が突然「格差社会」、「生存競争社会」に変質した。


この時代環境を踏まえれば、政治は、「市場原理主義」ではなく「セーフティネット重視」に舵を切らなければならなかった。世界の大競争のなかで、企業が生き残りのために「格差創造」の方向に動く。この企業の行動によって発生する「ひずみ」を吸収するために、政府は「セーフティーネット強化」の方向に舵を切らなければならなかったのだ。


ところが、不幸なことに日本の現実は逆の方向に向かった。2001年に小泉政権が発足し、「市場原理主義」を政策方針の中心に据えた。経済の構造変化と、その変化を加速させる「格差創造」の「市場原理主義」によって、日本社会はあっという間に世界有数の「格差社会」に変質した。


年収300万円以下の労働者が50%を突破する一方、年収700万円以上の労働者は10%しかいない。ほんの一握りの労働者が「勝ち組」である一方、労働者の半分以上が「負け組」に押し込まれてしまった。


この時代環境の下で、自民党は巨大な献金を受け取っていることを背景に、大資本の側だけを向いた政治を続けた。生活保護を切り、障害者支援を切り、高齢者医療を切る一方で、法人税減税、製造業の派遣労働解禁などを実行した。


参政権は自然人である国民だけに1人1票で割り当てられる。企業は巨大な献金を行なうが、自然人ではなく参政権もない。


時代環境は変化した。「大資本」の利害と「労働者」の利害は全面対立する時代に変化したのだ。


麻生首相は業界団体を連日訪問して、選挙応援を要請しているが、現実がまったく見えていないのだろう。政治の主人公は「大資本」ではなく、「労働者」である国民なのだ。


「大資本」と「労働」の利害が対立してしまった以上、いくら麻生首相が業界団体を回っても、業界団体に所属する労働者は大資本の応援をする気にならないだろう。


かつて、業界団体が選挙戦で影響力を持ったのは、業界団体の労働者が、「大資本」の意向に沿って行動すると、企業が潤い、その分け前を労働者も享受(きょうじゅ)できたからだ。
(出典:植草一秀の知られざる真実 日本で無血市民革命=政権交代が成功する理由

流れをとても理解することができました。

政治家の学歴劣化 これは酷すぎではないだろうか

まずは
ランキングのクリックをお願い致します。



ご無沙汰しております。イブネです。ちょっと仕事の方がバタバタしておりまして、なかなか更新できないでいました。しかしながら、情報のチェックはしておりましたので、いろんな方のブログチェックも続けておりました。その度に気持ちが盛り上がり、更新したい気持ちに駆られましたが、事情があって時間をとれずにいました。

一部の特定の人間によって、戦争、富の収奪が行われている現況を私は許ることができませんし、その気持ちに一分の変わりもありませんので、これからも国の為に闘う人々を応援していきたいと思います。といっても、このブログを書くことくらいしかできませんが。頑張ります。



さて、選挙が近づいてきており、各地で街頭演説の姿を目にするようになりました。そんな中、これがネットでも話題になっています。小泉進次郎さんが、民主党から擁立された対立候補の横粂勝仁氏とバッタリ出会い、横粂氏の方から握手を求めた時、それをガン無視する、という場面です。



問題の場面は0:40〜0:55にかけてです。

もはやこれは、「挨拶ができないマナーがない子だね〜」というレベルではありません。無知(バカ)と言った方が良いでしょう。

酷いですか?でもよく考えてみてください。仮に、にっくき候補者であっても、大勢の人間の前で握手を求められているのに無視すれば、批判が集中するのは火を見るより明らかなわけです。それが、瞬時に判断できないほど、子供、というよりも頭の回転が悪いことを証明しています。この程度の知力ではどう頑張っても国政は無理でしょう。かわいそうですけど。あの場面であれば、普通は握手でしょう。あそこで強がっても何の得もないわけですから。


で、どれほどバカなのか。最近の政治家の学歴は劣化が特に激しい(もはや誰でもなれる)ので、小泉進次郎氏もか?と思い、彼の経歴を洗ってみました。ご存知の方も多いかもしれません。彼は関東学院六浦小学校から、エスカレーターで関東学院大学を卒業されています。関東学院大学は偏差値46程度の大学。安倍元首相の成蹊大学も驚きでしたが、これは3歩先を行っていますね。

◆ 昭和63年4月
関東学院六浦小学校入学、以来中学・高校・大学と関東学院で過ごす
◆平成16年3月
関東学院大学経済学部卒業
◆平成18年5月
米国コロンビア大学芸術科学大学院政治学科修了
【職歴】
◆平成18年6月
米国戦略国際問題研究所(CSIS)研究員
◆平成19年9月
衆議院議員 小泉純一郎 秘書 (〜現在)


そして、この経歴が恥ずかしくなったのか、米国に行って、修士号取得ではなく、なんかよく分からない単科コースのようなものを「修了」しています。パパに頼んだ?真相はよくわかりませんが、関東学院大学卒からコロンビア大学へと約10ランクくらいは飛び級しているわけですから、血の滲むような努力をされたのでしょう。たぶん・・。そういうことにしときます。

かたや、対立候補の横粂勝仁氏は、年齢は同じ28歳でも(よこくめ氏はまだ誕生日が来ていないので27歳)、現役で東京大学法学部を卒業され、司法試験にも合格している超エリート。しかし、彼は小泉進次郎さんのようにボンボンではないようです。トラック運転手の父親を持つ彼は、自分でアルバイトをし、奨学金で大学へ通っていたと言います。自分自身の努力によって、這い上がってきた人間です。

私は、学歴が全てとも思いませんし、学歴以外で大切なことはたくさんあるという考えです。しかし、国を動かすという職に就く以上、知力は必要でしょう。やる気だけで、勉強もしてきていない輩に国政ができわけがありません。

とはいえ、パパ小泉もなぜこんな息子に地盤を譲ったのか全く理解できませんが、どうせ何もしないまま政界から消えていくことでしょう。横須賀には、米軍基地、港湾など小泉家代々の強力な地盤がありますが、横須賀市民の正しい審判が下されることを祈っておきます。




プロフィール

ブログへのご訪問ありがとうございます。イブネと申します。大阪で小さな会社を切り盛りしています。趣味は政治哲学です。

コメント、トラックバック大歓迎です。

[新訳]大転換

経済の文明史 (ちくま学芸文庫)

新訳 フランス革命の省察―「保守主義の父」かく語りき

雇用、利子および貨幣の一般理論〈上〉 (岩波文庫)

TPP亡国論 (集英社新書)

救国のレジリエンス 「列島強靱化」でGDP900兆円の日本が生まれる

記事検索
  • ライブドアブログ