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西洋文明は、略奪と搾取の文明です。今までの歴史から見ても、技術で発展したのではなく、今の金融産業のように お金の移動のみで儲けた まさにゼロサムゲームの文化です。

以下は、「ほとんどの植民地が味わった悲劇」から引用させていただく、インドと中国の悲劇です。(原文も御覧ください)

イギリスの植民地になった国のひとつで、代表的な国がインドである。インドは長らく世界の最貧国に甘んじてきたが、ほんの二百五十年ほど前は、経済的、文化的に発展したとても豊かな国だった。インドが貧困に喘いでいたのは、イギリスが豊かな富を強奪して、インド経済を徹底的に破壊したせいだった。

 当時のインドは、木綿産業を筆頭にさまざまな産業が発展していた。もちろん西洋文明では、インドからの輸入品がとても珍重されていた。ヨーロッパの東インド会社は、インド貿易の中でも、とりわけ人気の高かった木綿(キャラコ)や香料の買いつけで、利益をあげていた。


「ほとんどの植民地が味わった悲劇」
西洋文明の常識
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