豊中ではたらく社長のブログ

古びたブログタイトルをそろそろ変更しようと思っている中小企業のおっさんが書いてるブログです

知られざる真実-勾留地にて-

2009年04月

民主党の危険因子を乗り越える為に

おかげさまで飛躍的にランキングの順位を上げることができました。心より感謝致します。

先日、掲載させて頂いたアンケートで、どの政党を応援するかというものがありました。結果は見ての通り、民主党が圧倒的大差をつけています。2番目に付けているのが自民党ですね。他政党は票がほとんど入っておりませんでした。



この結果に対しては、どうも複雑な心境です。と言いますのは、政権交代が実現しても、民主党には様々な危険要因が潜んでいるからなのです。そもそも民主党とは、様々な政策の政治家が集まっている政党です。その点においては自民党に共通しているかもしれません。いろんな政策の政治家が集まっているゆえに、反党分子となるものも存在するのです。

ここにその有力な情報を公開します。植草氏のブログにはこう書かれております。

問題は民主党内の反党分子の存在だ。前原誠司氏は前原氏が党代表時代に民主党を解党寸前の状況にまで党勢を縮小させた「実績」を踏まえて発言するべきだ。自民党市場原理派と裏で通じているなら、正々堂々と民主党を離党して自民党に移籍するべきであると思う。

政権交代後の民主党が次に待ち受けている試練を強く感じさせられます。また、喜八ログさんにはこう書かれております。

岡田氏は郵政選挙下におけるマスゴミの偏向報道を事実上黙認した

そして、J−CASTニュースからも引用させて頂きます。

●自民寄り、小沢批判の前原副代表 「離党しろ」と民主議員がメール
農家の所得支援1兆円を含む15兆3000億円の公的資金を投入、という07年の参院選の民主党マニフェストには「財源の根拠が希薄」という指摘があった、と前原副代表が言及。あやふやな状態なのに最後は小沢代表の「エイヤ!」で決まってしまったとし、

「ですから、仮にこのまま民主党が政権を取っても大変です。私は『君子豹変』しないかぎり、まともな政権運営はできないと思いますよ」
とまで言い切った。

前原副代表が08年6月7日の京都市内での会合で、自民党の「民主党の農業政策はバラマキだ」と言う批判に対し、

私もそういう気持ちを強く持っている
と発言したことも問題だ、と指摘している。民主党の政策はバラマキには当たらず、もともと、農家の所得補償制度は前原副代表が代表だった時代に自ら了承したもので、農地制度改革に対する無知、無理解があると3氏は副代表を追及。しかも、自民党の主張に擦り寄っている、とし、

「多くの同僚議員や民主党農政に対してご指示をいただいた国民各位に対する重大な背信行為である」
と結んでいる。

「報道の内容は、前原の思いとは全然違う」
前原副代表は、小沢代表と距離を置くグループ「凌雲(りょううん)会」に参加。08年5月の会合で、08年9月に予定されている党代表選挙について、小沢氏の無投票再選に関し

「そんなことになれば民主党は終わりだ」
と発言。また、08年5月20日付けの読売新聞には、「中央公論」の座談会に出席した自民党の与謝野馨前官房長官の話として、前原副代表の発言を紹介している。

「(国会運営について)民主党が間違っている。国民のために一つずつ物事を決めないといけない。小沢代表が悪い。政策に興味がなく、政局にしか興味がない」
また、自民党寄りという批判は前からあった。07年8月22日には自民党の中谷元・元防衛庁長官と東京・有楽町の外国特派員協会で安全保障問題について共同記者会見をした時のこと。海上自衛隊がインド洋で行っている後方支援活動について、延長に批判的な小沢代表に対し、中谷氏が、

「日本の国益よりも党利党略を考えた、自分たちのためにする議論」
と批判する横で、前原氏は、

中谷さんは尊敬する好きな政治家
などと発言。民主党議員の中から前原副代表のスタンスを訝る声が出ていた。

何を企んでいるのかは子供でも分かることですが、用意の良さには感服いたします。小沢代表を辞めさせてはいけませんし、今後の民主党に対する外部圧力(操作)に監視の目を向けていく必要があるようです。そして、自民党、民主党等の二大政党だけでなく、他党(国民新党、社民党)の本物の政治家が集まる政党にも声援を送ることも忘れてはいけないように思います。



ちなみに、亀井氏の質疑に出てくる「矢野」氏というのはこちらの方です。(動画です)
矢野氏の動画

草なぎさんの後任地デジキャラクターの決定が早すぎる件

草なぎさんの逮捕により、後任の地デジPRキャラクターが決定したようです。
http://hochi.yomiuri.co.jp/entertainment/news/20090427-OHT1T00312.htm

日本民間放送連盟(民放連)が27日、都内で2011年7月の地上デジタル放送への移行促進を目的とした地デジPRキャラクター発表会を行った。

実に素早い行動です。草薙さんが逮捕された24日からまだ3日程しか経っていないのに、ここまで迅速な行動が起こせるのでしょうか。何やら違和感を覚えます。

テレビの命運が尽きると噂されている2011年。地デジ移行を少しでも促進するために大事な任務を背負っているとされる地デジキャラクターなのですが、フジテレビで社内公募された約150のデザイン画からあっという間に決定してしまったというわけです。

例えば、「地デ鹿」のぬいぐるみの制作・立案時間、会見の準備などに掛る時間を考えれば、どこにそんな時間がありましたでしょうか。たったの3日ですよ。準備、決定、実行の段取りがあまりにも良すぎるのです。

先日、チラッとお話ししたように、やはり草なぎさんが逮捕されることを事前に知っていたんじゃないかと思わされるほどの段取りの迅速ぶりです。政策決定もこれくらい迅速にやってくれると嬉しいのですが。

草薙さんの逮捕について

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SMAPの草なぎさんの逮捕について、ネットでは様々な説が飛び交っています。私もこの操作にはいろいろと違和感を感じていて、でも何が背後にあるのかまでは想像の域を出ませんでした。

で、私が一番納得させられたというか、驚いたものがあったのでご紹介します。国際評論家の小野寺さんによるものです。転載させて頂きます。

<なぜ、こんなささいなことで、大マスコミが大々的に報道したり、
わざわざ自宅を捜索するのか?>
<なぜ、こんなささいなことで、「公然わいせつ罪で逮捕」と悪意ある報道が
なされるのか?>
<なぜ、「容疑者」として最初から悪意ある報道がなされるのか?>
<なぜ当初の通報者は、会社員だったのに途中で75歳の老人に差し替えられたのか?>

これは、政敵の小沢一郎氏をでっちあげ容疑で逮捕したいともくろんでいる政治勢力の予行演習ではないかという仮説がたてられる。

というのもしばしば、イメージ戦略を行うのが、亡国の人物側の特徴であるからだ。

いきなり、「善良な人物」を逮捕する前に、似たような「善良な人物」を
ささいなことで逮捕することで「本番への予行演習」をして
一般大衆へのショックをやわらげるという手法が
ある。
しばしば歴史上悪質な政治側はやっている。

と仰られています。真相はどこにあるのかは私にはわかりません。ただ、小野寺さんは昨年からずっと西松建設の件で小沢代表が国策捜査されることを散々言っておられた方ですので、発言の重みを感じるのです。


日本を想う人間が次々と逮捕されていくというのは、見るに堪えませんね。

市場原理が導入された結果

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市場に委ねる、官から民へ、規制緩和・・・ということが小泉政権発足以降ずっと言われ続けていることですが、これのいったいどこがいけないのかということですが、簡単に言うと、人は競争だけでは生きていけないということです。人はモノでもなく、動物でもない。尊厳を必要とする特殊な生き物なのです。

市場原理主義は、人の愛情や哀れみなどの予測し難い人間の「感情」の部分を取り除き、人は自己の利益のみしか追求しないという前提で合理的的経済に観点をおいてできた思想なのです。でも現実は、人は感情で動きます。例えば自己利益だけを追求する生き物でない点は、弱きものを助ける、従業員を家族のように扱う、などの行動のことです。これは人間だからできることなんですね。動物なら死にかけの同胞がいても、助けたりなんてしませんから。感情というものは、経済学において無視できない存在であって、感情を無視した経済学は無意味同然のものなのです。

では、市場原理主義は実際にどのような歪(ゆが)みをもたらすのか。動物園でわかりやすく例えてみますね。

動物園にはいろんな動物がいます。でも柵や塀などで囲まれていて、他種の動物とは隔離されていますので野生のような競争は生まれていません。では、この柵や塀を取っ払うとどういうことになると思いますか?実は、市場に委ねる、官から民へ、規制緩和・・・とはこの柵や塀を取っ払うことを意味しています。

柵を取り払うとどうなるのかは周知の通り、強きものが生き残り、弱きものは食べられてしまいます。シマウマや羊などの草食動物は、みんな逃げ場を失いライオンに食べられてしまうでしょう。それも容赦なく徹底的に。

でも、木が登れないライオンはサルを食べられないし、泳げないライオンはサメを食べられない。そういうこともありますよね。でもライオンは食べたいのです。じゃあ、どうするか。ライオンは動物園の園長に向かってこう言います。

「おい、どうなっているんだ!サルもサメも食べられないじゃないか!木の上に登ったり、水槽の中にいたり、あいつらは俺と違ってズルイことをしている、これは平等な競争ではない。今すぐ木を排除し、水槽を破壊せよ!」

あまりにも傲慢だと思われたかもしれません。しかし、この物語に出てくるライオンは、傲慢というよりは、「自分と違うものは全部間違い」に見えてしまうようなのです。だから悲しいことですが、“彼ら”は自分と違った生き方、文化を否定するしかできないようなのです。

もちろん、こんな無茶苦茶なことがまかり通るわけがありません。誰が自分の大切な動物達を、競争という名の死に追いやろうとするでしょうか。と思ったのも束の間、動物園の園長は木を全て撤去し、水槽を破壊しました。よって、サルもサメも全てライオンに食べられてしました。

強きものが勝つ、それが市場原理主義なのです(また、ここに出てくるライオンは、どうも自分に有利に働く条件でないと納得がいかないようです)。で、今、なぜ動物園の園長がそんな暴挙に出たのか?と思った人もいるかもしれません。が、感の良い方ならお察しの通り、園長はライオンの子分なのです。だから、自分の大切な動物達であるにも関わらず、簡単に犠牲にすることができるのです。園長もライオンに色々と便宜を図ってもらっているんでしょうね。


だいたいこんな感じです。規制緩和と謳いつつも、柵や水槽を破壊しライオンが誘致に動きやすい状況になっていることに私達はもっと危機感を抱かなければいけません。


喜八ログさんで紹介されていたのですが、以下対談がわかりやすい情報だったのでリンクさせて頂きます。
●堤未果さん×森永卓郎さん対談


少しでもたくさんの人が真実を知るために

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年次改革要望書はとても恐ろしいものだということがわかりやすく伝えられたかな、と思います。せめて日本人の20%、いや10%がこの悪法を知ることができれば、自公政権から連なる利権構造は一気に崩壊の一途を辿るでしょう。

しかし、実情はまだまだ遠いものです。私が用意した拙いアンケートにたくさんの方々が答えて頂き(感謝しております)、年次改革要望書を詳細にご存じの方がどれほど多いかということがわかったのですが、収集した場所が場所だけに実際の数字とはかけ離れているのが現状です。

例えば、友人、会社関係、家族など近い周りの人に、年次改革要望書を聞けばその惨状がよくわかると思うのですが、実際に年次改革要望書を知っている日本人は超少数派で、知っている人を探すことは至難の業だと言わざるを得ません。

自国が破滅に向かっている中、少しでも多くの人に事実を伝えたいと私も思います。その為には、ブログ等のメディアを所有している人は、なるべく政治に興味が薄い層、または情報貧乏と言われる層へとアプローチを掛ける必要があるでしょう。

例えば、ブログランキングのカテゴリーを政治カテゴリーから、規約に反しない別カテゴリーに移したり、PDFに情報をまとめてE-BOOK配布サイトで広報をしたり、読まれる確率の高いメールマガジンでの広報を行ったり、などです。

他にもネット上には、お金をかけなくでも広げられるネットワークがたくさんあります。テレビや新聞などのマスコミが頼りにならない今日、インターネットというツールをフル活用することが急務となっているのかもしれません。

とは言えども、既存のマスコミのように嘘で塗り固めた情報で情報操作を行おうなどとはこれっぽっちも思いません。正しい情報を伝えたい、ただその一点に尽きます。

今の日本には政権交代しか道は残されていません。そう言うと、おまえは民主党から雇われたブロガーか?と思う人がいるかもしれませんので言っておきますが、別に私は民主党という政党を応援しているわけではありません。というか、民主党ですらも手放しで応援してはいけない存在でしょう。なぜなら、民主党には前原誠司前代表のようなネオコン直系の派閥が存在することも確かですし、政権交代を成し得たとしてもその膿がいつ飛び出すかすらわからないという状況なのです。

『あの国』からすれば、自民党が崩れるのならばそれをあえて立て直さなくとも民主党を買い取ればいいだけなのです。もし、民主党が政権をとった時、その時の顔ぶれが日本の国益を損なうような酷い政治家だらけとなる危険性は、私達は相当警戒しなければいけません。

これは別にアメリカと繋がっていることが悪いと言っているのではありません。ただ、どこまで子分に成り下がってしまうのか、日本国民の利益が損なわれるのか否かという問題です。だから、どこの党が良いとかそういうことはむしろ関係なのです。

まずは先ほども言ったとおり、利権構造の中枢の年次改革要望書を少しでも多くの人が知るべきでしょう。その為に、違った層に対してアプローチを掛ける必要があります。このブログもランキングポイントが溜まった時点でカテゴリー換えを行いますのでクリックを頂けると幸いです。
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